【意外と知らない!】
カシスリキュールの魅力と歴史

お酒好き専用!!

こんにちは!今日は、お酒好きの皆さんに向けて、意外と知らないカシスリキュールの歴史とその魅力を紹介します。

カシスリキュールは、クロスグリ(カシス)から作られるリキュールで、その濃厚な甘酸っぱさと豊かな香りが特徴です。では早速、この魅力的なお酒の歴史を紐解いていみましょう!

1,カシスリキュールの起源 

カシスリキュールの歴史は、フランスにそのルーツがあります。16世紀頃から、フランスではクロスグリ(カシス)が薬草として使われていました。特にブルゴーニュ地方では、風邪喉の痛みに効くとして、カシスの健康効果が注目され、ハーブティーやシロップとして使われていました。

カシスの持つビタミンC抗酸化物質が健康に良いとされ、民間療法の一環として愛用されていたのです。

2,19世紀の発展 

19世紀半ば、フランスのブルゴーニュ地方でカシスリキュールが誕生しました。当時、この地域ではワイン造りが盛んでしたが、ワイン醸造家たちは余ったカシスを使って新しい飲み物を作ることを試していました。

1841年、ブルゴーニュのディジョンで商業生産が始まりました。これが『クレーム・ドゥ・カシス』の誕生です。『クレーム・ドゥ・カシス』は、その濃厚な風味と甘さで瞬く間に人気を集めました。

3,カシスリキュールの普及

20世紀に入ると、カシスリキュールはフランス国内だけではなく、世界中に広がり始めました。その普及の一助になったのが、カシスリキュールを使ったカクテルの存在です。特に有名なのが『キール』です。『キール』は、1940年代にディジョン市長であったフェリクス・キール氏が広めたカクテルで、地元産の白ワインと『クレーム・ドゥ・カシス』を混ぜたカクテルを振る舞う事で、ブルゴーニュ産品のプロモーションを行いました。このカクテルは、その美しい色合いとバランスの取れた味わいで広く愛されるようになりました。

4,現代のカシスリキュール

現代では、カシスリキュールは多くのブランドから販売され、定番のカクテルからオリジナルのものまで、さまざまなレシピで楽しむ事ができます。ここで、いくつかの代表的な銘柄を5つ紹介します。

①サントリーカシス

日本を代表するサントリーから販売されているカシスリキュールで、口当たりが良く、爽やかな甘さが特徴です。


②ルジェカシス

フランスの名門ブランド、ルジェが手掛けるカシスリキュールで、香り高さと深い味わいで知られています。


③エギュベルカシス

フランスのプロヴァンス地方で作られているカシスリキュールで、深いコクと甘酸っぱさが絶妙で濃厚な味わいが特徴です。

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④マリーブリカシス

フランスの歴史あるマリーブリが手掛けるカシスリキュールで、カクテルベースとしても万能なフルーティーな味わいが特徴です。


⑤クレーム・ドゥ・カシス

フランスのブルゴーニュ地方の伝統的なカシスリキュールで、その濃厚さと豊かな風味は他にはない魅力です。


ぜひブルゴーニュ地方の白ワインと一緒に、ディジョン市長であったフェリクス・キール氏が広めたカクテル『キール』を作って味わって見てください!


以上のカシスリキュール銘柄5選について、もう少し詳しく書いていますので、こちらも併せて読んでください!

5,まとめ

カシスリキュールは、その歴史とともに、長い間愛され続けてきました。昔から何気なく飲んでいたお酒好きの皆さんや、これから挑戦する方にもその魅力と歴史をぜひ知っていただきたいです。

カクテルとして楽しむのもよし、そのまま味わうもよし。さまざまなシーンで活躍する事間違いなしのカシスリキュールをぜひお試しください!

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